
プロフィールを書くのが、苦手ではありませんか
作品をつくるのは好き。けれど、自分のことを文章にするのは苦手。そう感じている作家の方は、多いのではないでしょうか。
何を書けばいいのか分からない。経歴を並べるだけでは、味気ない。自分の作品を言葉で語るのは、照れくさい。
そうして、プロフィールの欄が空いたまま、あるいは何年も前の文のまま、という作家もいます。
ここで、ひとつ考えてみてください。あなたの作品を初めて見た人は、何を手がかりに、あなたを知るでしょうか。
作品に心を動かされた人は、次に作家のことを知りたくなります。そのときに読まれるのが、プロフィールです。
展示の案内や、作品の注文を受けるときにも、プロフィールは求められます。そのたびに急いで書いて、場所ごとに違う文になっている。そんなことはないでしょうか。
作品の次に読まれるのは、
プロフィール。
あなたのプロフィールは、今のあなたを伝えていますか。
プロフィールが無いままだと、どうなるか
作品を見る人は、どこで作家と出会っているのでしょうか。総務省の調査で、1日のうちにスマホやパソコンを使った人は65.0%でした。使った人の平均は、4時間29分です。
多くの人が、1日の長い時間を画面の前で過ごしています。作品と出会うのも、作家のことを調べるのも、画面の中であることが増えています。
画面の向こうの人は、作家に直接会って話を聞くことはできません。プロフィールの文が、作家の代わりに語ってくれるのです。
その欄が空いていたり、古いままだったりする。すると、作品に心が動いた人も、そこで立ち止まってしまいます。
作品の力が伝わっても、作家の姿が見えなければ、もう一歩近づくきっかけが生まれません。
ギャラリーの方や、仕事の相手が作家を調べることもあります。展示を頼むか、仕事を頼むか。その判断の材料のひとつが、プロフィールに書かれた作家の歩みです。
画面の向こうでは、
プロフィールが作家の代わりに語る。
なぜ、AIがプロフィールを書くのか

7ARTSは、作家が創作活動に専念できる未来をつくりたいと考えています。作品づくり以外の手間は、AIと道具で減らしたい。それが、7ARTSの考えです。
文章を書くことは、作品をつくる力とは別の力です。苦手な方が多いのは、自然なことだと感じています。
そこで、これまでの活動やSNSをもとに、AIがプロフィールの下書きを作る仕組みにしました。
作家は、AIが書いた下書きを読み、内容を確かめて、確定するだけです。直したいところがあれば、自分の言葉に書き換えられます。
大切なのは、AIが作家の代わりに作品をつくるのではない、ということです。AIが手伝うのは、作家を紹介する文章の下書きだけです。
AIの下書きは、作家が忘れていた活動を思い出させてくれることもあります。何年も前の展示や、小さな受賞。自分では当たり前に思っていたことが、読む人には大切な情報になるのです。
プロフィールが整っていると、展示の案内や取材の依頼にも、すぐに応えられます。毎回一から書き直す手間が減れば、その分の時間を作品づくりに回せます。
下書きはAIが書く。
確かめて決めるのは、作家。
数字で答え合わせ:作家を知る場所は、画面の中にある
「作品と出会った人は、画面の中で作家を知ろうとする」。この考えを、数字で確かめます。
同じ総務省の調査で、ほかのことをしながらスマホなどを使う人は32.4%でした。初めてテレビの28.0%を上回っています。
人の目は、いつも手元の画面に向いています。作家のことを知りたいと思ったとき、まず開くのも画面です。
この考えは、一部当たりです。多くの人が長い時間を画面の前で過ごしていることは、数字で確かめられました。ただ、プロフィールを読んで作品を買う人がどれくらいいるかまでは、分かりません。
それでも、作品に心が動いた人に、作家の思いを伝える場所があることは、大きな意味を持ちます。一文のプロフィールが、作品と人との距離を縮めてくれます。
手元の画面で作品を見た人は、そのまま作家の名前を調べることもあります。そのときに、作家の思いが書かれたページが見つかれば、作品との出会いは一歩深まります。
プロフィールに書かれた一つの体験が、読む人と作家をつなぐこともあります。同じ町の出身、同じ景色が好き。そんな小さな共通点が、作品を身近に感じさせてくれます。
一文のプロフィールが、
作品と人の距離を縮める。
AIのプロフィールで、できること

7ARTSでは、あなたの活動の記録から、AIが紹介文のたたき台を用意します。
下書きを読んで、違うところは直し、足りないところは書き足します。作家が確かめて確定した文だけが、作家ページに載ります。
作家ページは、外国語でも表示できます。海外から作品を見に来た人にも、作家の姿が伝わる入り口になります。
ただ、プロフィールに命を吹き込むのは、作家自身の言葉です。なぜ描くのか、何を伝えたいのか。下書きに、その一文を足してみてください。
活動が変われば、プロフィールも育てていきましょう。新しい展示や受賞があれば、そのたびに書き足すことで、作家ページは生きた名刺になります。
書き足すときは、読む人の顔を思い浮かべてみてください。作品を初めて見た人が、何を知りたいか。どんな素材を使っているのか、どこで描いているのか。小さなことが、親しみにつながります。
下書きに、
あなたの一文を足す。
今日、ひとつだけやってみてください

なぜ描くのかを、一文で書いてみてください。上手な文でなくてかまいません。あなた自身の言葉であることが、いちばん大切です。
その一文を、今のプロフィールに足してみます。古いままの文があれば、この機会に直しましょう。
最後に、初めて作品を見た人の気持ちで、作家ページを読み返してみてください。あなたの一文が、作品の次に読まれる言葉になります。
書くのが苦手なら、AIの下書きから始めてかまいません。下書きがあるだけで、白い紙に向かうより、ずっと書きやすくなります。
作品と新しい人が出会う場所を、一緒につくりませんか。7ARTSに作家として登録する
プロフィールは、一度書いたら終わりではありません。半年に一度でも読み返し、今の自分に合っているかを確かめてみてください。
出典
- 7ARTSの機能の説明:7ARTS「作家の方へ」(https://www.7arts.jp/for-artists)
- スマホ・パソコンの使用:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 詳細行動分類による生活時間に関する結果 結果の概要」



