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7ARTSの解決策 解決策7

なぜ、AIがプロフィールを書くのか

7ARTSの解決策・第7回。文章が苦手な作家のために、AIがプロフィールの下書きを作る仕組みにした理由をお話しします。

明るいアトリエの机に、作品とノートパソコンが並ぶ

プロフィールを書くのが、苦手ではありませんか

作品をつくるのは好き。けれど、自分のことを文章にするのは苦手。そう感じている作家の方は、多いのではないでしょうか。

何を書けばいいのか分からない。経歴を並べるだけでは、味気ない。自分の作品を言葉で語るのは、照れくさい。

そうして、プロフィールの欄が空いたまま、あるいは何年も前の文のまま、という作家もいます。

ここで、ひとつ考えてみてください。あなたの作品を初めて見た人は、何を手がかりに、あなたを知るでしょうか。

作品に心を動かされた人は、次に作家のことを知りたくなります。そのときに読まれるのが、プロフィールです。

展示の案内や、作品の注文を受けるときにも、プロフィールは求められます。そのたびに急いで書いて、場所ごとに違う文になっている。そんなことはないでしょうか。

作品の次に読まれるのは、
プロフィール。

あなたのプロフィールは、今のあなたを伝えていますか。

プロフィールが無いままだと、どうなるか

作品を見る人は、どこで作家と出会っているのでしょうか。総務省の調査で、1日のうちにスマホやパソコンを使った人は65.0%でした。使った人の平均は、4時間29分です。

多くの人が、1日の長い時間を画面の前で過ごしています。作品と出会うのも、作家のことを調べるのも、画面の中であることが増えています。

画面の向こうの人は、作家に直接会って話を聞くことはできません。プロフィールの文が、作家の代わりに語ってくれるのです。

その欄が空いていたり、古いままだったりする。すると、作品に心が動いた人も、そこで立ち止まってしまいます。

作品の力が伝わっても、作家の姿が見えなければ、もう一歩近づくきっかけが生まれません。

ギャラリーの方や、仕事の相手が作家を調べることもあります。展示を頼むか、仕事を頼むか。その判断の材料のひとつが、プロフィールに書かれた作家の歩みです。

画面の向こうでは、
プロフィールが作家の代わりに語る。

なぜ、AIがプロフィールを書くのか

明るいアトリエで、ノートパソコンの画面を見ながら作品の前に座る作家の後ろ姿
作品づくりの合間に、プロフィールを整える(イメージ)

7ARTSは、作家が創作活動に専念できる未来をつくりたいと考えています。作品づくり以外の手間は、AIと道具で減らしたい。それが、7ARTSの考えです。

文章を書くことは、作品をつくる力とは別の力です。苦手な方が多いのは、自然なことだと感じています。

そこで、これまでの活動やSNSをもとに、AIがプロフィールの下書きを作る仕組みにしました。

作家は、AIが書いた下書きを読み、内容を確かめて、確定するだけです。直したいところがあれば、自分の言葉に書き換えられます。

大切なのは、AIが作家の代わりに作品をつくるのではない、ということです。AIが手伝うのは、作家を紹介する文章の下書きだけです。

AIの下書きは、作家が忘れていた活動を思い出させてくれることもあります。何年も前の展示や、小さな受賞。自分では当たり前に思っていたことが、読む人には大切な情報になるのです。

プロフィールが整っていると、展示の案内や取材の依頼にも、すぐに応えられます。毎回一から書き直す手間が減れば、その分の時間を作品づくりに回せます。

下書きはAIが書く。
確かめて決めるのは、作家。

数字で答え合わせ:作家を知る場所は、画面の中にある

「作品と出会った人は、画面の中で作家を知ろうとする」。この考えを、数字で確かめます。

同じ総務省の調査で、ほかのことをしながらスマホなどを使う人は32.4%でした。初めてテレビの28.0%を上回っています。

人の目は、いつも手元の画面に向いています。作家のことを知りたいと思ったとき、まず開くのも画面です。

この考えは、一部当たりです。多くの人が長い時間を画面の前で過ごしていることは、数字で確かめられました。ただ、プロフィールを読んで作品を買う人がどれくらいいるかまでは、分かりません。

それでも、作品に心が動いた人に、作家の思いを伝える場所があることは、大きな意味を持ちます。一文のプロフィールが、作品と人との距離を縮めてくれます。

手元の画面で作品を見た人は、そのまま作家の名前を調べることもあります。そのときに、作家の思いが書かれたページが見つかれば、作品との出会いは一歩深まります。

プロフィールに書かれた一つの体験が、読む人と作家をつなぐこともあります。同じ町の出身、同じ景色が好き。そんな小さな共通点が、作品を身近に感じさせてくれます。

一文のプロフィールが、
作品と人の距離を縮める。

AIのプロフィールで、できること

明るい部屋で、スマートフォンに作家ページを表示して作品を見る人の手元と、壁の作品
作品と一緒に、作家の思いが届く(イメージ)

7ARTSでは、あなたの活動の記録から、AIが紹介文のたたき台を用意します。

下書きを読んで、違うところは直し、足りないところは書き足します。作家が確かめて確定した文だけが、作家ページに載ります。

作家ページは、外国語でも表示できます。海外から作品を見に来た人にも、作家の姿が伝わる入り口になります。

ただ、プロフィールに命を吹き込むのは、作家自身の言葉です。なぜ描くのか、何を伝えたいのか。下書きに、その一文を足してみてください。

活動が変われば、プロフィールも育てていきましょう。新しい展示や受賞があれば、そのたびに書き足すことで、作家ページは生きた名刺になります。

書き足すときは、読む人の顔を思い浮かべてみてください。作品を初めて見た人が、何を知りたいか。どんな素材を使っているのか、どこで描いているのか。小さなことが、親しみにつながります。

下書きに、
あなたの一文を足す。

今日、ひとつだけやってみてください

今日、作家がやることの流れの表。なぜ描くのかを一文で書く、今のプロフィールに足してみる、作家ページで読み返す
今日、作家がやること

なぜ描くのかを、一文で書いてみてください。上手な文でなくてかまいません。あなた自身の言葉であることが、いちばん大切です。

その一文を、今のプロフィールに足してみます。古いままの文があれば、この機会に直しましょう。

最後に、初めて作品を見た人の気持ちで、作家ページを読み返してみてください。あなたの一文が、作品の次に読まれる言葉になります。

書くのが苦手なら、AIの下書きから始めてかまいません。下書きがあるだけで、白い紙に向かうより、ずっと書きやすくなります。

作品と新しい人が出会う場所を、一緒につくりませんか。7ARTSに作家として登録する

プロフィールは、一度書いたら終わりではありません。半年に一度でも読み返し、今の自分に合っているかを確かめてみてください。

出典

  • 7ARTSの機能の説明:7ARTS「作家の方へ」(https://www.7arts.jp/for-artists)
  • スマホ・パソコンの使用:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 詳細行動分類による生活時間に関する結果 結果の概要」