
「応援したい」という声を、受け取れていますか
展示に来てくれた人が、「いつも応援しています」と言ってくれる。作家にとって、何よりも励みになる言葉です。
けれど、その人が作品を買えるとは限りません。部屋に飾る場所がない、今は予算がない。それでも、作家を応援したい気持ちはある。
そんな人の気持ちは、言葉だけで終わってしまうことが多いのではないでしょうか。作家の側も、受け取る形を用意していないことがほとんどです。
ここで、ひとつ考えてみてください。作品は買えないけれど応援したい人に、あなたは何を差し出せるでしょうか。
応援は、作品を買うことだけではありません。気持ちを形にする道があれば、応援したい人はもっと増えるはずです。
応援したい気持ちを持つ人の中には、学生や、子育て中の人もいます。作品を買うのは難しくても、作家の歩みを見守りたい。そんな人の気持ちを、受け取る形があってもいいはずです。
応援は、
作品を買うことだけではない。
あなたを応援したい人は、その気持ちを、どこに届ければいいのでしょうか。
応援の受け皿が無いと、どうなるか
ひとりで描く時間が長い作家にとって、応援の声は大きな支えです。人がどれくらい孤独を感じているかを、国が調べています。

孤独を「しばしば・常に」感じる人は、30歳代で7.2%と、どの年代よりも高くなっていました。女性の30歳代では7.9%、男性の50歳代でも7.3%です。
これは作家に限った数字ではありません。けれど、働き盛りの年代ほど孤独を感じやすいことは、ひとりで制作する作家にも重なります。
応援したい気持ちはあっても、その受け皿が無ければ、気持ちは形になりません。作家は、届くはずだった応援を、受け取りそびれていることになります。
作品を買うには、置き場所や予算の壁があります。その壁の手前で、応援の気持ちが止まってしまっているのかもしれません。
応援したいと思っていても、どこに、どうすればいいのか分からない。その迷いが、行動の手前で人を止めています。応援の入り口が分かりやすいことは、それだけで大きな意味があります。
ひとりで描く人ほど、
応援の声が支えになる。
なぜ、作家を直接応援できる仕組みにしたのか

7ARTSは、作家が創作活動を続けていける未来をつくりたいと考えています。そのためには、作品が売れること以外にも、作家を支える道が必要です。
そこで、作家ページに「このアーティストを応援する」という入り口をつくりました。ファンが、作家を直接応援できる仕組みです。
届いた応援金は、そのまま作家に渡されます。応援してくれる人の気持ちが、まっすぐ作家に届くようにしたかったのです。
作品を買うほどではないけれど、応援したい。そんな人にとっても、気持ちを形にできる場所になります。
作家にとっては、自分を応援してくれる人がいると知ることが、次の作品をつくる力になります。それが、この仕組みに込めた7ARTSの考えです。
応援の気持ちが届く場所があると、作家とファンの関係も変わります。作品を買う、買わないだけではなく、作家の歩みを一緒に見守る関係が生まれるのです。
応援は、作家の活動が人に見えているからこそ生まれます。作品だけでなく、作家の歩みや思いが伝わる場所があること。それが、応援の入り口を活かす前提になります。
応援の気持ちを、
まっすぐ作家へ届ける。
数字で答え合わせ:孤独は、働き盛りに多い
「応援の声は、ひとりで描く作家の支えになる」。この考えを、数字で確かめます。
先ほどの調査をもう一度見ると、80歳以上は2.3%でした。30歳代は、その3倍ほどにあたります。
この考えは、一部当たりです。若い世代や働き盛りに孤独が多いことは、数字で確かめられました。ただ、応援が孤独をどれだけ和らげるかまでは、分かりません。
それでも、応援してくれる人がいると知ることは、作家にとって大きな力です。作品に触れ、作家の思いを知った人ほど、応援したくなるものです。
応援の入り口があれば、これまで言葉だけだった「応援しています」が、作家を支える力に変わります。作家が作品づくりを続ける支えが、ひとつ増えるのです。
応援してくれた人は、作家の新しい作品を誰よりも楽しみにしてくれる人でもあります。その人たちが、いつか作品を迎えてくれることもあるでしょう。応援は、長い付き合いの始まりです。
「応援しています」が、
作家を支える力に変わる。
作家への応援で、できること

7ARTSの作家ページには、応援のボタンがあります。ファンは、そのボタンから作家を直接応援できます。
応援のお金は、作家の手元に届きます。作品を買うのとは別に、活動を支えたい人の気持ちを受け取れます。
ただ、応援してもらうには、作家の思いや活動が伝わっていることが前提です。何を描き、何を目指しているのか。作家ページで、自分の言葉で伝えておきましょう。
応援を受け取ったら、感謝を伝えることも忘れないでください。新しい作品ができたときに知らせるだけでも、応援してくれた人はうれしいものです。
応援金をどのように受け取り、どう扱うかは、作家ごとに事情が違います。税金のことで迷ったときは、税理士に相談してください。
新しい作品の写真や、制作の途中の様子を、SNSで伝えるのもよい方法です。応援してくれた人は、作家の歩みを見られることを喜んでくれます。
応援してくれた人に、
次の作品で応える。
今日、ひとつだけやってみてください

これまでに「応援しています」と言ってくれた人を、思い出して書き出してみてください。言葉だけをくれた人も、大切な応援者です。
次に、あなたが作家として目指していることを、一文で書いてみます。それが、応援する人にとっての理由になります。
その一文を、作家ページで伝えておきましょう。応援したくなる理由を、言葉にしておくことが第一歩です。
応援してくれる人が1人でも増えれば、作品づくりを続ける力になります。その1人を、大切にしていきましょう。
作品と新しい人が出会う場所を、一緒につくりませんか。7ARTSに作家として登録する
応援してくれる人の顔を思い浮かべながら描く作品は、きっと特別なものになります。その思いを、作品を通して返していきましょう。
出典
- 7ARTSの機能の説明:7ARTS「作家の方へ」(https://www.7arts.jp/for-artists)
- 孤独感:内閣官房「人々のつながりに関する基礎調査(令和4年)」



