
こんな悩みはありませんか
「一人で作業していて孤独」
朝から晩まで、アトリエで一人。誰とも話さないまま、一日が終わる日もある。
作品と向き合う時間は好きなのに、ふと手を止めたとき、静けさが重くのしかかる。
誰かに作品を見てほしいのに、見せる相手が思い浮かばない。
ここで、ひとつ考えてみてください。さびしいのは、一人で描いていることですか。それとも、作品を誰にも見てもらえないことですか。
制作には、一人の時間が欠かせません。けれど、作品が誰の目にも触れないままだと、さびしさは深くなっていきます。
制作に打ちこむほど、人と会う時間は減っていきます。さびしさを口にすると弱音のように思われそうで、誰にも言えないこともあります。
描くのは一人でも、
作品まで一人にしない。
あなたの作品は、アトリエの外で、誰かに会えていますか。
こもったままだと、どうなるか
作家がどれくらい一人で制作しているのか。調べましたが、全国の調査は見つかりませんでした。数字が無いので、ここでは作りません。
代わりに、ひとりで抱えがちな気持ちを調べた、国の調査を見てみます。作家に限った数字ではありません。

孤独を感じることが「しばしばある・常にある」人は4.9%でした。「時々ある」と「たまにある」を合わせると、およそ4割の人が孤独を感じています。
一人の時間は、集中できる大切な時間でもあります。問題なのは、一人で描くことではなく、作品まで一人きりになってしまうことです。
さびしさを感じるのは、特別なことではありません。ひとりで長い時間を過ごす作家なら、なおさらです。
地方では、同じように一人で描いている作家が近くにいても、気づかないことがあります。
人と話さない日が続くと、作品を外の目で見る機会もなくなります。見せること自体がおっくうになり、さびしさはさらに深まっていきます。
家族や友人がいても、作品の話ができる相手となると、ぐっと少なくなります。完成の喜びを分かち合える人がいなければ、うれしさも半分になってしまいます。
こもるほど、
外へ出る一歩が重くなる。
外から見てきた、わたしの感覚

わたしはアート業界の外から来た人間です。50歳を過ぎて初めてアートを買い、原画の力を思い知らされました。
それまでアートにそれほど興味のなかった人間の心を、1点の作品が動かしたのです。作品には、描いた人と見る人を結ぶ力があります。
作品は、作家がその場にいなくても、見た人の心を動かします。わたしが一目惚れした日も、作家はその場にいませんでした。
作家が一人で制作に打ちこむ姿は、外から見ると、とても尊いものです。だからこそ、その作品が誰にも見られないままなのは、もったいないと感じます。
作品が誰かに届いたと知るだけで、アトリエで過ごす時間の意味は変わると思います。
外から見ていて思うのは、作家が自分のお客さんを持つことの大切さです。作品を見てくれる人がいれば、アトリエの静けさは、ただの孤独ではなくなります。
作家とお客さんが直接つながれば、作品が売れたあとも、そのお客さんとの関係は続いていきます。
作品は、
描いた人と見る人を結ぶ。
数字で答え合わせ:作り手を、応援したい人がいる
作品を通して、作り手とつながりたい人はいるのでしょうか。文化庁の調査で確かめます。
この1年に文化芸術のために寄付をした人は10.9%でした。「今後はしてみたい」人も23.5%います。合わせると、およそ3人に1人です。
作品だけでなく、作り手そのものを応援したい人がいます。応援したい人は、作り手の顔が見えるほど、気持ちを寄せやすくなります。
集める人は、新しい作品を楽しみに待っています。あなたが一人で描いている今この時間も、誰かが次の1点を待っているかもしれません。
数字は、あなたの作品を待つ人が、どこかにいることを教えてくれます。
「作品が人と人をつなぐ」という感覚は、一部当たりです。作り手を応援したい人が多いことは、数字で確かめられました。ただ、さびしさが消えるかどうかまでは、数字では分かりません。
応援してくれる人が1人いれば、描きかけの作品にも、見せたい相手ができます。一人の制作は変わらなくても、その先に待つ人の顔が浮かぶようになります。
応援したい人に作品が届けば、アトリエの外に、あなたを気にかけてくれる人が増えていきます。
待っている人の顔が、
アトリエの静けさを変える。
7ARTSで、一緒にできること

先に、正直にお伝えします。この悩みに、7ARTSが答えられるのは一部です。
毎日の制作の時間に感じるさびしさを、7ARTSがなくすことはできません。
一緒にできるのは、アトリエの外で、作品が人に出会う機会を増やすことです。7arts.jpには、作家ごとのページがあります。
作品を載せれば、見た人からサイトを通して購入やオファーが届きます。オファーは9種類あり、作家が「受けられる」と選んだものだけが届きます。
作品に込めた思いを、ページに一言添えておくのもよい方法です。見た人は、作品の向こうにいるあなたを感じ取ってくれます。
ページに作品が並んでいれば、あなたが描いている間も、作品は誰かに見てもらえます。
サイトは5か国語で表示できます。日本で制作を続けながら、海外の人にも作品を見てもらえます(解決策2 外国語表示)。
福岡のギャラリーでは、通りから見える店先で作品を紹介しています。作品が先に外へ出て、人と出会ってくれます。
作品を外に出す一歩は、作家自身が踏み出すところです。
アトリエの外に、
作品の出会いをつくる。
今日、ひとつだけやってみてください

今日描いた作品か、描きかけの作品を、写真に撮ってみてください。
次に、その写真を1人に送ります。感想をもらうためではありません。「今これを描いています」と伝えるだけで十分です。
最後に、次に人と会う予定を1つ入れてください。展示を見に行く、画材店で店の人と話す。作品を誰かに見せた日から、アトリエの静けさは少しやわらぎます。
送った相手から返事が来たら、それだけで今日の静けさは少し変わります。返事が来なくても、伝えたこと自体に意味があります。
小さな一歩でかまいません。作品を外に出すたびに、つながりの糸は少しずつ太くなっていきます。
作品と新しい人が出会う場所を、一緒につくりませんか。7ARTSに作家として登録する
出典
- 孤独感:内閣官房「人々のつながりに関する基礎調査(令和4年)」
- 鑑賞の状況:文化庁「文化に関する世論調査」報告書(2024年3月・全国18歳以上24,996人)



