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7ARTSの解決策 解決策2

なぜ、外国語表示をつくったのか

7ARTSの解決策2。円安の時代、日本にいながら世界へ。作家が日本語で書けば5か国語で届く「外国語表示」をつくった理由をお話しします。

明るい日本のアトリエで、描き上がった色あざやかな絵がイーゼルに立っている

海外の人にも、見てもらいたいけれど

自分の作品を、海外の人にも見てもらいたい。そう考えたことのある作家の方は、多いと思います。

けれど、すぐに壁にぶつかります。英語で作品を説明できない。海外のギャラリーにどう声をかければいいか分からない。展示のために海を渡るには、お金も時間もかかる。

海外のアートフェアの案内を見かけても、出展の手続きは英語ばかり。作品を送る方法も、代金の受け取り方も分からない。調べるほど、やることが増えていきます。

思いはあるのに、最初の一歩が踏み出せない。そのまま、何年も過ぎていく。

あなたも、海外は自分には遠い世界だと、あきらめていませんか。

思いはあるのに、
最初の一歩が遠い。

円安の時代、国内だけに目を向けていると

1ドルは、2020年に平均106.8円でした。それが、2023年には140.5円。2026年3月には、1ドル160円前後まで円安が進みました。

1ドルが何円かのグラフ。2010年87.8円、2015年121.0円、2020年106.8円、2023年140.5円、2026年3月は約160円
円安が進んでいる

わたしは、日本はこれからも円安に向かっていくと考えています。円安になれば、画材や額など、海外から届く物の値段が上がります。国内で作品が売れても、手元に残るお金は増えにくくなります。

さらに、市場の大きさにも目を向けてみてください。2023年、世界のアート市場は約650億ドル。日本は約6.8億ドルです。

世界のアート市場を100とすると、日本は1。残りの99は日本の外
世界を100とすると、日本は1

世界のアート市場を100とすると、日本はおよそ1。残りの99は、日本の外にあります。

国内だけに目を向けていると、この99に、作品は一度も届かないままです。

日本の外に、
99の市場がある。

外に出ていくのは、危険で大変なこと

明るい窓辺で、作家が色あざやかな風景画に筆を入れている手元
日本で、制作に専念する(イメージ)

だからこそ、外に目を向けるべきだと、わたしは考えています。

けれど、外に出ていくのは、とても危険で、リスクがかかり、とても大変なことです。

渡航や滞在のための費用。現地のギャラリーとのやりとりと、言葉の違い。作品を海の向こうへ運ぶための梱包や輸送。知らない土地での契約や代金の受け取り。どれ一つをとっても、作家ひとりで背負うには、あまりにも重い荷物です。

しかも、そうして海を渡っても、必ず売れるとは限りません。挑戦したくても、踏み出せない作家が多いのは当然のことです。

それなら、作家が外に出ていくのではなく、作品のほうが世界へ出ていけばいい。

日本にいながら、海外に作品を販売できる仕組みをつくる。作家は日本で作家活動に専念しながら、売り先は世界中に向けて広がっていく。わたしは、7ARTSをそんな壮大なサイトに仕上げたいと考えてきました。

作家は日本で、
作品は世界へ。

日本語で書けば、5か国語で届く

その考えから生まれたのが、7ARTSの「外国語表示」です。

作家が作品の説明やプロフィールを日本語で書けば、英語・フランス語・中国語・韓国語に自動で訳されます。英語ができなくても大丈夫です。

同じ作家ページの日本語の表示とフランス語の表示を並べた画面。代表作がŒuvre principaleに、制作年がAnnéeになっている
本物の画面:同じ作家ページの、日本語とフランス語

ページを見る人は、画面の上の言語のボタンを選ぶだけです。一度選んだ言葉は、ほかのページに移っても、そのまま保たれます。

作品ページは5か国語で表示され、海外からも購入の申し込みが届きます。

しかも、円安は海外の人から見ると追い風です。100万円の作品は、2020年の為替なら約9,400ドル。2023年の為替なら、約7,100ドルで買えることになります。

国内だけを見ていれば重くのしかかる円安が、世界に目を向けた瞬間、作品を届けやすくする味方に変わるのです。

円安は、
世界から見れば追い風。

これは、机の上の話ではありません。モン・サン=ミッシェルで展覧会を開いたあと、フランスの方が7ARTSのサイトを見て、サイトから作品の購入を申し込まれました。

どうせ安い作品が売れたのだろう、と思われるかもしれません。そうではありません。売れたのは、数百万円を超える作品です。しかも、このサイトで初めて売れた作品が、海外の方からの申し込みでした。これは、紛れもない事実です。

申し込みは、すべてサイトを見て入りました。完璧ではないにしても、海外の人にも通用するサイトになっている。わたしは、そう感じています。

もちろん、7ARTSのサイトはまだ生まれたばかりです。これからも市場の声を聞きながら改善を重ね、海外でも本当に通用するサイトに仕上げていきます。

このサイトで最初に売れた作品は、
海の向こうの方からだった。

7ARTSは、日本にいる作家と世界をつなぐ

パリの明るい部屋の壁に飾られた色あざやかな原画を、住む人が後ろ姿で眺めている
海の向こうの部屋にも、作品は届く(イメージ)

7ARTSは、作家を最も美しい形でお披露目できる場所でありたいと考えています。その場所は、日本の中だけに閉じていてはいけない。

作家はアトリエで、作品づくりに心を注ぐ。訳すことは、7ARTSの仕組みに任せる。そうして、作家は日本にいながら、世界中の人に作品を見てもらえるようになります。

言葉の壁は、
仕組みが越える。

わたしのビジネスの基本は、ウィンウィンウィンです。作家も、作品を迎える世界のどこかの誰かも、そしてそのあいだをつなぐ7ARTSも、みんなが喜べる形を目指しています。

世界に目を向けるかどうかで、作家としての未来は大きく変わるはずです。

海外の人が作品を見て、心を動かされ、購入を申し込む。そのとき作家がしているのは、いつもどおりアトリエで次の作品を描くことです。日本にいながら、世界とつながる。それが、7ARTSが目指す作家の新しい生き方です。

今日、世界に届けたい1枚を決める

外国語表示で作家がやることの流れの表。作品の説明を日本語で書く、表示を切り替えて確かめる、世界に届けたい1枚を決める
「外国語表示」で、作家がやること

まずは、作品の説明を、日本語で丁寧に書いてみてください。技法、込めた思い、制作の背景。その言葉が、そのまま海の向こうへ届きます。

書いたら、言語のボタンで、英語やフランス語の表示を確かめてみてください。自分の作品が、知らない言葉で紹介されている。その画面を見たとき、世界がぐっと近くに感じられるはずです。

そして、海外の人に見てほしい1枚を、決めてください。その1枚が、あなたと世界をつなぐ、最初の作品になります。

次回の解決策3でも、7ARTSのサイトのこだわりを1つずつご紹介します。

作品と新しい人が出会う場所を、一緒につくりませんか。7ARTSに作家として登録する

出典

  • 円とドルの交換の割合(2010〜2023年の年平均):IMF「International Financial Statistics」(労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2025」第1-12表)
  • 2026年3月の相場(約160円):外為どっとコム「ドル円今後の見通し」(2026年3月30日)ほか報道
  • フランスの方からの申し込み:7ARTSの販売の記録(モン・サン=ミッシェル展のあと)
  • 世界のアート市場(約650億ドル・2023年):Art Basel & UBS「The Art Market 2024」
  • 日本のアート市場(約6.8億ドル・2023年):文化庁「The Japanese Art Market 2024」
  • 外国語表示の機能と画面:7arts.jp「作家の方へ」と作家ページ(2026年10月22日時点)