
こんな願いはありませんか
「海外の人にも見てもらいたいけど、やり方が分からない」
いつか、海外の人にも作品を見てほしい。そう思いながら、言葉の壁や送り方を考えると、手が止まってしまう。
海外の展示に出すには、お金も時間もかかります。現地に知り合いもいない。調べるほど、遠い話に思えてきます。
けれど、海外の人が作品と出会う入口は、現地の会場だけでしょうか。
言葉ができないから、海外はまだ早い。そう考えて、最初の一歩を先送りにしている作家もいるはずです。
ここで、ひとつ考えてみてください。海外の人は、どこであなたの作品を見つけるでしょうか。
海外に出ていくことと、海外から見つけてもらうこと。この2つは、同じではありません。
海外へ出ていくより、
海外から見つけてもらう。
あなたは、海外へ「行く」ことだけを考えていませんか。
国内だけを見ていると、どうなるか
まず、海の向こうから日本に来る人の数を見ます。
作品を見に来る人の数も、確かめておきます。

2024年に日本を訪れた外国人は3,687万人でした。2019年の3,188万人を超えています。観光庁によると、その旅行の消費額は8兆1,395億円で、29.5%が買い物に使われていました。
買う人は、限られた人たちに集まっているとも読めます。国内の同じ人たちだけを見ていると、作品を届けられる相手は増えにくいのです。
国内の同じ市場の中だけで売り先を探すと、作家どうしが同じお客さんを見つめる形にもなりかねません。
さらに、円安があります。2026年3月末には、1ドル160円台になりました。
円安が続くと、材料は高くなりがちです。国内で同じように売っても、手元に残るお金は増えにくくなります。一方で、海外の人から見れば、日本の作品は手に取りやすく映ることもあります。
円安は、外から見れば
日本の作品に出会いやすい時。
外から見てきた、わたしの感覚

わたしはアート業界の外から来た人間です。外から見ていて、考えていることがあります。
日本はこれから円安になる。だからこそ、外に目を向けるべきだと考えています。
ただ、作家が海外に出ていくのは、とても大変です。お金も時間もかかり、危険もともないます。
そこで考えたのが、日本にいながら、海外に作品を届ける仕組みです。作家は日本で制作に専念し、売り先は世界に広げる。そんなサイトを目指しています。
外に出ていくのではなく、外から来てもらう。作品は日本のアトリエにあっても、作品のページは世界中から開けます。
こんなことがありました。モン・サン=ミッシェルで、展覧会を開いたあとのことです。フランスの方が7ARTSのサイトを見て、作品を注文してくれました。
7ARTSのサイトで初めて売れた作品は、海外の方からの注文でした。誰かが現地で売り込んだのではありません。サイトの作品を見て、自分で決めてくれました。
サイトは、まだ作ったばかりで完璧ではありません。それでも、海外の人に通じる売り場になり始めていると感じています。
日本にいながら、
売り先は世界へ。
数字で答え合わせ:海の向こうから、日本の物が選ばれている
海外の人が日本の作品をどれくらい買っているか。作家向けの全国の調査は見つかりませんでした。数字が無いので、ここでは作りません。
そのかわり、海外の人が日本の物をネットで買っている数字を確かめます。
経済産業省の調査に、海の向こうからの買い物の数字があります。
中国の消費者が日本の事業者からネットで買った金額は、2024年に2兆6,372億円でした。前の年より8.5%増えています。
海の向こうから、画面越しに日本の物を選ぶ人は増えています。作品の画面と飾った姿が見えれば、言葉の壁を越えて選ぶことはできます。
「日本にいながら海外に届けられる」というわたしの感覚は、一部当たりです。海外から日本の物を買う人が増えていることは、数字で確かめられました。作品に限った数字はまだありません。ただ、1件の注文が、その道があることを示しています。
海外から作品が見つかるようになれば、国内の景気や円安に、売上が左右されにくくなります。
海外の買い手は、新しい市場の1つです。国内のお客さんを大切にしながら、売り先をもう1つ増やす形になります。
アトリエで筆を握っている間に、遠い国の誰かが、あなたの作品を部屋に飾る姿を思い浮かべている。そんな日が、特別なことではなくなっていきます。
言葉が違っても、
飾りたい気持ちは通じる。
7ARTSで、一緒にできること

7ARTSは、日本にいながら海外に作品を届ける道を、作家のみなさんと一緒につくっています。
7arts.jpには、作家ごとのページがあります。作品を載せておけば、国内からも海外からも、購入やオファーが届きます。
サイトは5か国語で表示できます。海外の人も、自分の言葉で作品のページを読めます(解決策2 外国語表示)。
作品を部屋やお店に飾った姿を見せる仕組みもあります。言葉より先に、飾った姿が伝わります(解決策1 飾ってみて)。
フランスのモン・サン=ミッシェルでは展覧会を開き、訪れた人に作品を見てもらいました。
海外の人が、作品のページを開いたときを考えてみてください。題名と説明が整っていれば、作品にこめた思いまで伝わりやすくなります。
値段の付け方に迷うときは、値段の目安を出す道具も使えます。作品証明書で、作品の確かな記録も残ります。
ただ、仕組みがあるだけでは届きません。どの作品を、どんな言葉で紹介するか。題名とひとことの説明を丁寧に整えるのは、作家自身の仕事です。
仕組みは一緒に。
作品の言葉は、あなたが磨く。
今日、ひとつだけやってみてください

海外の人に、いちばん見てほしい作品を1点だけ選んでみてください。
次に、その作品の題名と、ひとことの説明を書きます。むずかしい言葉はいりません。何を思って作ったのかを、短い日本語で書けば十分です。
短く、はっきりした文は、ほかの言葉で読まれても伝わりやすくなります。そこに、飾ってほしい場所を一言添えてください。
1点で反応を見ながら、少しずつ点数を増やしていけばかまいません。
最後に、その1点を作家ページに載せます。1点が載った日から、あなたの作品は海外の人の目にもふれ始めます。
作品と新しい人が出会う場所を、一緒につくりませんか。7ARTSに作家として登録する
出典
- 訪日外国人:日本政府観光局・観光庁「観光庁長官定例会見配付資料」(2025年1月15日)
- 為替:2026年3月末の報道
- ネット販売:経済産業省「令和6年度電子商取引に関する市場調査」(2025年8月)



